天気の良い週末に、バイク(155ccスクーター)で能登へ行ってきました。2024年の地震の後に奥能登(穴水よりも北)へ行くのは初めてでした。
朝8時前に自宅(富山)を出発。氷見からR415で羽咋へ、R249を高浜・富来へと北上。10時過ぎに門前に到着。總持寺祖院に参拝しつつ紅葉を楽しみました。




輪島までの峠道は復旧工事が続けられており、あちこちで片側交互通行。11時半ごろ輪島に到着。お昼は食堂「かど長」の素朴なラーメン。食後、むかしドライブで来た朝市通りを見に行きました。



海沿いにR249を東へ。収穫が終わった白米千枚田を見物。展望台は観光客で賑わっており、ツアーバスも停まっていました。


町野へ続くR249は、地震で隆起して陸地になった海岸を活用して復旧が進められており、新旧の道がかつての海岸線を挟む光景にただ驚くばかり。



15時ごろ珠洲に到着。家業の製塩を手伝うために毎週末金沢から珠洲に通っておられる先輩にご挨拶。公費解体は9割程度完了しているとのことで、特に海沿いは空き地が目立ちました。


珠洲道路はほぼ復旧が終わっているようで、片側交互通行もなくスムーズでした。柳田で降りて16時半ごろ能登町の宇出津に到着。お土産の地酒を買い、バイクに給油し、夕食は「紅寿し」の能登丼(海鮮丼)。魚の鮮度が素晴らしかったです。さすが漁師町。



18時。日が落ちて気温が10℃を下回り、厚着してこれば良かったと後悔しつつ凍えながらR249を西へ。穴水のコンビニでカイロを買ってズボンのポケットにねじ込んで耐えました。19時半に和倉温泉に到着。総湯で1時間ほど暖を取ってから、ふたたび凍えながら能越道で富山に帰りました。


かねがね能登半島の現状を自分の目でちゃんと見て確かめたいと思っていたので、足を運んだ甲斐がありました。北陸に暮らすひとりとして、これからも能登の復旧・復興を見守りたいと思います。
