2021年7月

7/1(木) 雨

7時起床。時間ギリギリなので朝食は食べない。ザーザー降りの雨の中バイトへ。退勤後、帰りついでに都議選の期日前投票を済ませ、お昼の弁当を買って部屋に戻り、PCの電源を入れてゼミに参加。 この1週間の間に、先生が2回目の接種を済ませたり、大学が主催する学生向け接種の予約がはじまったりと色々あったので、またワクチンの話題になる。 ワクチンを打つとか打たないとか、その類の議論には 社会学者で小説家の岸政彦先生が1年以上前にご自身のブログで示された見解がそのまま当てはめられると思っている。 結構ハードな副反応がそれなりの確率で起こるみたい(ソース)だし、 ワクチンの長期的な功過についてはそもそも確率論の俎上にのせられる段階ですらないのだから、接種したくないと感じる人が出てくるのは仕方がない。理屈では割り切れない人間の感情があらわれてしまうところなのだと思う。 だから、こういう問題は数値を用いて安全性をどれだけアピールをしたとしたところで根本的な解決には繋がらないし、打ちたくない人に周囲が無理強いするのは、ある意味「非人間的」な行為と言えてしまうのかもしれない。 まぁ、僕は2回目も可及的速やかに打つつもりですけど。

昼食を食べてちょっぴり昼寝をし、ダラダラ教科書を読んだりその他諸々をやっているうちに日が暮れていた。風呂と夕食を済ませ、部屋にゴミが溜まってきたので片付ける。 火曜に開栓したワインを飲み切るために今夜もう一度集まることになっているので、近所のスーパーでつまみ(チリソース味の鯖缶)を買い、 同期3人・後輩1人と22時半から2時間ほど飲んだ。2日しか経っていないのに、それなりに味が変わっていた。カルメネールは酸味が立って飲みやすくなっているように感じた一方、シラーはみずみずしさが失われているように思われた。 決して美味しくないというわけではないのだけれど、マルベックは2回ともあまり印象に残らなかった…。24時過ぎに解散。週記を読み返して明日のアップロードの準備をしようかと思ったが、 酔いで思考がまとまらないのでやめておいて、思いつきで「飲んだ日本酒」のページに追記をする。26時過ぎに就寝。

7/2(金) 雨

6時半起床。バイトへ行く。退勤後1時間ほど電車を乗り継いで、東急の元住吉駅へ。ラーメン「豚星。」の期間限定つけ麺「こんぶ。」を食べに行く。 雨がひどかったこともあり、この店にしてはお客さんは少なめ(だから雨の日を狙って行くことにしていた)。 店外待ちはゼロだったものの、店内は2ロットぶんの並びでぎっしり。ほとんどのお客さんが「こんぶ。」を注文しており、店内はこんぶの香りで満ちていて、並んでいるあいだ空腹感が刺激されっぱなしだった。 到着から40分弱で着丼。ビジュアルからして絶対美味しいに違いないと確信していましたが、期待を裏切らない味に感動。 食後は雨に打たれながら日吉駅まで坂を登り、駅前のスタバでフラペチーノ®︎の神奈川味で喉の渇きを潤し(?)、13時前に帰宅。 午後は試験勉強とか就活の準備とかをやって過ごした。23時過ぎに就寝。

7/3(土) 曇時々雨

2度寝をしまくって9時くらいにようやく布団から這い出る。今日は14日ぶりに丸一日バイトがない日なのだが、天気もイマイチだし、14時過ぎにコンビニに昼食を買いに行ったほかは、 部屋でゴロゴロしつつ気が向いたら教科書や本を読んだりする、みたいなことをやっていて、そうするうちに日が暮れていた。 寮の後輩に誘われて、夕方にチラッとだけ、この週末に開催されているという後輩の通う大学のオンライン大学祭を覗いてみた。 ただ動画や音声を配信するのだけでなく、「cluster」というアプリの提供するヴァーチャルな空間を利用して、そこで写真展やスライドを用いたプレゼンテーションを実施するなど、 なかなか斬新なやり方にチャレンジしていて面白かった。 寝る前に久々にピアノを弾こうかと思ったが、やっぱり眠気が勝ったので23時前に就寝。

7/4(日) 雨

初めての対面での就職面接を受ける日である。6時前に目が覚めて、午前中は大学の試験勉強を進めるなどしてから、スーツに着替え、昼前に家を出て会場に向かう。 電車の中でスマホで「面接のマナー」みたいなページにざっと目を通しておく。面接は時間通りに始まり、終わった。 詳しくは書けないけれど、場慣れのためのいい経験になったのみならず、色々と勉強になることも多く、実りのあるものだった。 志望する会社についてよく知ることと同じくらい、自分自身についてよく知っておくことも大事(いわゆる「自己分析」)ということが、身に染みて感じられた。 会場を出た後に遅めの夕食を済ませ、夕方帰宅。 疲れたので布団でゴロゴロしつつ、久しぶりに父親と電話。就活の進捗など話したところ、面接のネタ作りに使えるであろう書籍をさらに何冊かオススメしてもらえたので、明日以降さっそく手に入れて 読もうと思った。21時から日付が変わるぐらいまでバイトに行き、25時就寝。

7/5(月) 曇時々雨

8時起床。朝食を食べ、午前中は本を読んだり、宅建のweb申し込みを済ませたりした。昨日投開票があった都議選の結果が出ていたのでチェック。 めぼしい候補者がいないときは、棄権するかわりに共産党に投票することにしていて、今回もそうしたのだけれど、僕の住む区のトップ当選は共産党の新人候補。 かわりに自民党の現職が落選していた。僕が育った田舎では考えられない現象で、さすが東京(都心)、と驚いた。 まあ、なにより喜ぶべきことは、喧しい選挙カーがいなくなって近所に閑静さが戻ってきたことです。 13時過ぎに昼食を食べに外出。近所の中華屋で野菜炒めがたっぷり載ったカタ焼きそばを食べた。 喫茶店で食後のアイスコーヒを飲みつつ本の続きを読み、そのままバイトへ。21半ごろ帰宅して、風呂・夕食など済ませ24時前に就寝。

6月初旬に掲げた1ヶ月間日記を続けるという目標は、いつの間にか達成できていた。今後もこの調子で、力を抜いて書いていけたらと思う。

7/6(火) 雨のち曇


6時半過ぎに起床。時間がないので朝食を食べずにバイトへ。 退勤後、今日は人と会う用事もないので、すき家の「Wニンニク牛丼」をかき込む。 そのあとはドトールでコーヒーを飲みつつ読書。本が面白くて、気がついたら5時間近く経っていた。 蒸し暑かったので、お昼は冷たいうどんでも、と思って丸亀製麺に入る。 大盛りを頼んだのに特盛を出されてしまったが、面倒をかけることになるので指摘せずそのままいただくことにし、 この際なのでセルフサービスのヤサイ(ネギ)とアブラ(天かす)もマシマシにする。 16時半ごろ帰宅。昨日ネットで注文した、自室のキーボード(楽器)に繋げるためのエクスプレッションペダル (こういうやつ)が 届いていた。本来7000円近くするみたいだが、ちょうどセール中だったことと、先日アナログシンセを購入した時に付与されたポイントを活用したこともあり、 1000円ほどしか払わずに手に入れることができた。ペダルの踏み込み具合を音量と対応させることで、音を鳴らしながら 自然にクレッシェンドがかけられるようになり、特に金管楽器や弦楽器のリアルな演奏表現が可能になる、というのが魅力的で、前々から欲しかったものである。 他にも使い方は色々あるようなので、もう少し落ち着いたらじっくり試してみたい。 睡眠不足で疲れ気味だったからか、帰宅後ちょっと昼寝をするつもりが、気づいたら21時ぐらいになっていた。半分寝ぼけながら夕食と入浴を済ませ、日付が変わる前に就寝。

スペインのサッカーチームに所属する2人のフランス人選手が、アジア人への差別発言をしていたことが明るみになって、問題にされているらしいことを知ったのだけれど、 ニュースを見る限り、彼の国の選手たちならこれくらいのことはしょっちゅう言ってそうだよな…と思ったので、欧州サッカーの熱心なファンである弟にLINEで聞いてみた。 曰く、「今回はたまたま証拠映像がバズったから大事になっただけで、欧州でプレーするアジア人選手は毎試合このようなことは言われていると思う」とのこと。 以前スタジアムで黒人選手が観客からバナナを投げつけられたこともあったし(今回の発言の主は黒人選手だけど)、なかなか変わらないものですね。

7/7(水) 曇

6時半に起きてバイトへ。退勤後は大学へ行き、生協書店で本を物色。先日父親から教えてもらった新書2冊に加えて、前から読んでみたかった漱石の「草枕」(岩波文庫)を購入。 夏の帰省(できるかわからないけど)のおともにできたらと思う。店を出たところで、バイト先のスーパーの店長から急に電話がかかってきて、土曜深夜シフトの穴埋めを今週も頼まれる。 新宿に移動し、11時半に紀伊国屋書店で妹と会い、地下食堂街のパスタ「JINJIN」の食べ納め。ミートソースの2倍サイズにサラダとアセロラドリンクをつけた。美味しかった。 食後は妹と別れて大学にとんぼ帰りして、明日のゼミのための資料集めをする。ネットで見られる文献だけでは足りないと判断したので、大学図書館の書棚の間を巡り、分厚い論文集を探し出して 目当てのページをコピーする。1枚10円のコピー代は自腹。16時過ぎに帰宅し、今度は自室の小型プリンタで1枚ずつスキャンしてPCに取り込み、ひとつのファイルにまとめて、ゼミのLINEに送る。 全部終わって一休み…と布団に横になって目を閉じて、開けたら20時過ぎだった。夕食と風呂を済ませ、24時ごろまで大学の授業動画をまとめて視聴してから寝る。

今年の七夕は雨だった。もっとも、僕の住む東京都心は晴れていたとしても星はほとんど見えない。死ぬまでに一度は天の川を肉眼で観察してみたいものですね。

7/8(木) 雨時々曇

6時半起床。朝食を食べてバイトへ。帰宅してからゼミ。終わったあと、寮の同期2人と近所の中華屋に餃子を食べに行く。 1人はワイン会を主催している友人で、帰り道に今夜オレンジワインを飲んでみようぜ、という話になって、酒屋で購入して帰宅。 14時から2時間くらい、8月後半から3週間ほど九州各地を放浪する予定の寮の友人の旅程の相談に乗る。 色々話を聞きながら、僕も「漂泊の思ひやまず」の状態になっていた。 今日も17時から19時まで昼寝(?)をして、風呂と夕食を済ませ、ちょっと本を読み、22時半から1時間半ほど、友人たちとはじめてのオレンジワインを飲んでみる。 味はあっさり目で、かなり飲みやすかった。やや酸味が強く、口当たりは良いけれど、赤ワインらしい苦味も混じった後味があって面白かった。 部屋に戻ってから、週記のアップロードに備えて最終チェック。 日記をつけ始めてから1ヶ月が過ぎ、トータルの文字数も増えてきた。 当初は1年で1ページのつもりでいたのだけれど、アクセシビリティの観点からは1ヶ月ごとにページを新たにする方が良いだろうと判断し、そうすることに。 早速作業に取り掛かる。昼寝をしていたこともあって眠気もそこまで気にはならず、作業に没頭。28時前に完成させて、就寝。

7/9(金) 雨

睡眠時間2時間半で7時前に起床。バイトに行き、昼過ぎまでマックで本を読むなどして時間を潰す。寮の友人が、日本酒が好きだという知り合いを紹介してくれるということで、14時ぐらいに秋葉原駅で集合。 まずは昼ごはんを、ということになり3人でサイゼに入り、ピザを分け合いつつ自己紹介も兼ねてお酒談義(これまでに飲んで美味しかった銘柄とか)に花を咲かせる。 食べ終わり、ゲームセンターでアーケードの音楽ゲームで時間を潰してから、本日のメインディッシュであるところの酒屋巡りへ。 まずは浅草橋の「SAKE STREET」に向い、角打ちで滋賀の「不老泉」の山廃無濾過原酒の酒米違い3種(亀の尾・滋賀渡船・備前雄町)を飲み比べ。 亀の尾はふくよかな甘みがあり、友人からは「お燗にしても美味しくなりそう」とのコメント。個人的には雄町が上品な味わいで気に入りました。 その後、御徒町の「ふくはら酒店」で買い物をした。 世の中が落ち着いたら改めてみんなで集まって色々飲みたいね、と話をして、18時過ぎに解散して雨の中帰宅。 今日の寮の夕食は豪華メニュー(鉄火丼)だった。 これは、長引くステイホーム生活の結果、寮食のコメの消費量が激増していたところ、地元(地方学生寮なので)の農協がコメ600kgを寄付してくださることになり、 一転食糧事情に余裕が生じたため、特別に企画されたもので、下旬にには第2弾としてうなぎ丼が出る予定になっていて、今から楽しみにしている。 食後風呂に入ってから、買った日本酒(新潟県柏崎市の阿部酒造「安田鳥越」)を友人の部屋でさっそく開栓。アテはきゅうりとチーズで。 一口飲んで、「淡麗辛口」でひと括りにされがちな新潟の酒らしからぬ濃厚な甘み酸味に非常に驚いたが、絶妙なバランスでまとまっていて、くどさがないのでスルスルと飲めた。 「美酒」と呼ぶにふさわしいお酒でした。 昨晩ろくに寝ていたかったため、あっという間に酔いが回って眠くなってしまったが、それでも半分寝ながら2合くらいは飲んだ。25時過ぎに就寝。

7/10(土) 晴

9時半起床。たっぷり眠れたので気分爽快。久々に晴れていたので、洗濯機を回した。昼は近所で冷たいうどんを食べ、午後は冷房の効いた部屋で授業動画を見たり本を読んだりして過ごす。 21時からスーパーでバイト。日没後に通り雨が降るという予報だったので、少し早めに職場に向かったところ、着いた途端に外は土砂降りの雨になった。ぎりぎりセーフ。 スーパーで働き始めて1年以上経つのだが、働き始めの頃に色々教えてくれたバイトの先輩(年下なのだけれど)が買い物にやってきて、近々退職するとのこと。お世話になりました。 退勤後、寝ようにも、今朝遅くまで寝ていたせいかなかなか寝付けず、寝酒をしていたらますます目が冴えてきてしまった。28時前になってようやく眠れた。

7/11(日) 曇のち雨

12時ぐらいに起床。昨日とは真逆で頭が重い。生活リズム乱れまくりである。外は蒸し暑いし、午後はゲリラ豪雨が来そうとのことだったので、おとなしく部屋で過ごした。 15時ぐらいから雷の音が聞こえ始め、その発生源がだんだん近づいてきて、ついに16時を過ぎた頃バケツをひっくり返したような雨が降り始める。 ほどなく勢いは弱まったものの暫くは降り続いていた。日没の直前ぐらいに漸く止み、窓の外には美しい夕焼け空が広がっていて、思わず見入ってしまった。 今日も夜はスーパーでバイト。24時過ぎに帰宅。昨晩もいっぱい飲んだのだけれど、だからと言って毎週日曜夜の晩酌を欠かすことはしない。セブンイレブンの冷凍焼き鳥などをツマミに3合くらい飲んで、26時半頃就寝。

7/12(月) 曇

8時半に1度目が覚めたのだが、2度寝をしてしまい、気づいたら12時を過ぎていた。寝過ぎた。シャワーを浴びて朝兼昼食。 昨晩のバイト帰りに買って冷蔵庫で冷やしておいた山形名物「だし」を、いつものパックごはんの上にかけてからかきこむ。うまい。 食べながらメールをチェックしていたら、5月末にESを提出してからなんの音沙汰もなかった某社から面談の案内が届いていた。 てっきり落とされたとばかり思っていたけれど、まあ、この時期の採用活動=内定辞退者の穴埋めであることを踏まえると、全然不思議なことではないですね…。 これからも気長に構えてやっていきたい。なんにせよラッキー。そうこうしているうちに今日もバイトの時間になったのでスーパーへ。 21時半に帰宅。夕食を食べる。明日からはまた朝のバイトが始まるので、早起きに戻らなければならない。25時就寝。

7/13(火) 曇


6時半に起きてバイトへ。午前中は本を読むなどして時間を潰す。13時に御徒町駅で大学の友人と待ち合わせ。駅近くの高架下にある、鴨肉チャーシューが載った醤油ラーメンを一緒に食べる。ヤサイニンニクアブラと無縁のラーメンを食べたのはいつ以来のことであろうか。 鶏出汁の効いたスープはあっさりしていたので完飲。食後は腹ごなしに上野公園を散歩。学生証を提示すれば無料で見られる国立美術館の常設展を覗くなどする。東洋館の地下の「イスラーム王朝とムスリムの世界」が面白かった。 そうこうしているうちに夕方になったのでバスで帰宅し、歩き回った疲れのせいか、家に着くなり寝てしまう。22時ごろ目が覚めてから寝付けなくなり、 「自己紹介」のページのどこかに隠しページを仕込むなどしながら眠くなるのを待つ。26時就寝。

7/14(水) 曇

県庁の1次試験合格発表の日。6時半に起きてバイトへ。退勤後、合格者の番号が掲示されるらしいと聞いていたので、永田町の都道府県会館に向かうも、どこで見られるのか分からず、結局ネットで発表を見る。 合格していました。大学のキャンパスに移動し、1年半ぶり?くらいに学食でお昼を食べて、本を読むなどして過ごしていたら、いきなり知らない携帯の番号から電話がかかってきた。 不審に思いつつも出たところ、何度か面接を受けに行った企業の人事の方で、次回の案内かと思ったら、一言「内定です」と言われて拍子抜け。 お返事はもう少し待っていただけませんか、ということで承諾をいただいたのだけれど、何はともあれひと安心した。 16時過ぎから卒業アルバムに載せるためのサークル集合写真(鉄道研究会)の撮影。 この時期なので忙しい人も多く、全員で揃うことはできなかったけれど、卒業までにまた全員で集まれるような機会があるといいね、と言い合いながら解散。 大学近くの店でケパブサンドで腹を満たしてから帰宅。今日まで締切の授業動画とES1社ぶんを片付け、25時就寝。

7/15(木) 曇時々晴

6時半に起きてバイト。退勤後、東京駅の駅弁売場に寄って、期間限定で販売されている新幹線の「グランクラス」(グリーン車よりも格上の最上級の座席)の乗客に提供される軽食(手のひらサイズで¥1000)を購入。 帰宅後はゼミ。昼食にぜいたく弁当を食べてから2時間弱昼寝をし、15時過ぎにスーツに着替えてweb面接の準備。時間通りに始まって終わる。感触はまずまず。 17時頃に大学の友人から「今夜うちに来ない?」とお誘いのLINEが来ていたので、ちょうど手元にあった熊本の「美少年」という日本酒を手土産に、お邪魔させていただくことに。 一昨日上野の美術館を見てまわった友人とあわせて3人で食卓を囲み、テレビで野球を見ながら、手作りのステーキ丼を分けてもらって晩酌。1年半以上実家に帰れていない身ので、久しぶりに「一家団欒」的な雰囲気を味わえて 心が安らいだ。終電で帰らずに、25時過ぎにそのまま友人宅で眠りにつく。

7/16(金) 晴(梅雨明け)

5時20分に起床。寝息を立てている2人を横目に友人宅を後にし、早朝のまだ混む前の地下鉄でいったん寮へ戻って朝食を食べ、一息つく間もなくバイトへ。退勤後、妹と合流して池袋の映画館へ移動。 今日は、以前から楽しみにしていた細田守監督の新作アニメ映画「竜とそばかすの姫」の公開日。 万難を排してでも初日に鑑賞することに決めていた。映画は春のシン・エヴァ以来。 平日の午前中ではあったが、客席は8割方埋まっており、注目度の高さが窺える…いや、監督の知名度からすれば当然か。 映画の感想は、ネタバレにもなりかねないので難しいところだけれど、まあとりあえずは、素晴らしかった、の一言に尽きる。 細田監督は「サマーウォーズ」から前作「未来のミライ」まで、 およそ10年にわたり一貫して「家族」(特に「親子」)をテーマとする物語を作り続けてきた作家(という認識で私はいる)であり、 細田作品をいちばん楽しく鑑賞できる客層はおそらく親子連れなのだろうな…と思いながら今まで観てきた(万人を虜にする演出・映像美がふんだんに盛り込まれているので、私のような20代独身が見てももちろん楽しめるのですが)のだが、 今作に関しては、予告映像をはじめとした事前の情報から、これまでの流れとはちょっと違うモノが来そうな予感が大いにしていたので、かなり期待していた。 そして、見事に期待通り(←こういうこと書くのもネタバレだ!と憤る方もいるかと思います。ごめんなさい)だった。 今作はこれまで以上に幅広い世代の人々の胸に届くものになっているように思われるので、同世代のアニメファンの友人たちにも気兼ねなく薦められそう。お時間のある方はぜひ。僕は聖地(高知県)巡礼にもいずれ行こうかと思ってます。 近くのファミレスでお昼を食べて帰宅。昼寝して、起きてテスト勉強などして、25時就寝。

7/17(土) 晴

月末くらいまで大学の期末試験などもあるために忙しくなりそう。日記を少しアッサリ目に書く日も出てくるかと思います。

8時くらいに起きて、テスト勉強を中心に色々やる。 色々思うところがあって、結局、県庁の2次試験(面接)は受けないことに決めた。辞退届をWordで2分で作り、郵便局に持っていって簡易書留で発送。 これで公務員という選択肢は完全に消えて、民間企業一本になりました。21時からバイトに行って25時帰宅。お酒を飲んで26時半に就寝。

7/18(日) 晴

2度寝3度寝をしていたら10時過ぎになってしまった。テスト勉強(教科書を読むなど)。午後からは、明日の就職面接の準備として本を読んだりもした。21時からバイト。 メチャクチャ高圧的な年配の男性客(レジを打ってるあいだ中「テキパキやれ!早くしろよ!」等々怒声を浴びせてくる、たぶん泥酔している)が退店したあと、 相方(中国からの留学生さん。深夜は2オペ)が、ボソッと「ランボウナ、オヤジ(怒)」と呟いたのが本日のハイライト。 故郷の省と比べて東京の夏の暑さは厳しくて大変と、店のシャッターを下ろしながら話していた。 24時帰宅。コンビニで買った焼きそばを缶ビールで胃に流し込んで26時前に就寝。

7/19(月) 晴

8時半起床。昼に1社web面接。その他は試験の準備など。16時からバイトに行き21時半帰宅。24時ぐらいに就寝。

7/20(火) 晴

6時に起きてバイトへ。退勤後は夕方までテスト勉強。妹と会ってから遅めの昼ごはんを食べ、今日も映画館へ。 大学の友人に薦められた(この友人が以前勧めてくれた「プロメア」が大当たりだったので、以来、彼のコンテンツを見る目には全幅の信頼を寄せている) 映画「劇場版 少女★歌劇レヴュースタァライト」を鑑賞。 終映間近と言うことで小さめのスクリーンでの上映だったが、コアなファンと思しき方々が詰めかけているようで、開演時点でチケットは完売していた。 予備知識はあまりない状態で「ラブライブ!」みたいな感じかな、ぐらいの感覚でいたところ、予想を裏切られまくって度肝を抜かれ続け圧倒されるうちにフィナーレ。 この作品の魅力を一言でまとめるのは非常に難しいが、静と動のコントラストの凄まじさはここ最近見た作品の中では群を抜いていたと思う。 あと、音楽が良かった。今どきの声優さんは、そのへんの歌手並に歌唱力(ダンスやトーク、ビジュアルも)がなければ務まらなくなってて大変だと思います。もう実質アイドルでは… ミュージカルとアニメ、それぞれの表現技法が見事にクロスオーバーされていた、と評価できそう。ラブライバーのみなさんにもオススメできると思います。 ある程度キャラクター同士の関係を押さえた上で観てもよかったかな、と思わないでもなかったけれど(知らなかったがために妹は混乱していた)、劇中の情報から補うこともできなくはないので大した問題ではないだろう。 妹は百合作品として楽しんだようで、「BLからは摂取できない何かが百合にはあるので、たまにはこういうの観なきゃなんだよね」と大喜びしていた。それも間違いではないと思う。 「『響けユーフォ』のヒリつきシーンをミュージカルにしたという認識でOK?」と友人に確認したところ、同意してもらえました。 そして次の舞台がはじまるのです!帰って勉強していたら、真夜中に寮の友人が僕の部屋のプリンターを借りにきた。 空を飛ぶロボットを作ろうとしているらしく、NASAが公開している翼断面図を印刷していった。これを元に型を取って翼を作るらしい。 27時半就寝。

7/21(水)晴

ワクチン2回目接種の日。7時前に起きてバイトへ。 昼前まで職場近くのドトールで時間を潰し、地下鉄で今回の接種会場である代々木公園へと向かう。 朝一番で打ちに行った前回は、屋外で30分くらい並んで待たされた記憶があり、真夏の炎天下で同じようなことをすると非常にしんどいだろうな…と思ったので、 今回は人が少なそうなお昼ごはん時(正午ごろ)を狙って行くことにしていた。 これが功を奏したのかは分からないが、結果として待ち時間はゼロで、会場到着から接種完了まで15分程度しかかからず、想像以上のスムーズさに驚いた。 会場内に停められたバスの冷房の良く効いた車内で経過観察をされてから会場を後にする。 副反応(前回の経験から、僕に関しては今回も当然出るものと考えている)に備えてスタミナをつけるべく、帰りに行きつけの肉丼屋に寄り、「肉大盛り」を平らげておく。 家に向かって歩いていたら、採用選考参加中の地元の企業から電話があり、「来週本社にお越しください」とのこと。 14時過ぎに帰宅。寝不足で疲れが溜まっていたこともあり、3時間近く昼寝。 起きてから、来週東京と地元を往復するための新幹線のきっぷをネットで予約。面接のためだけの帰省なので、もちろん日帰りで、滞在時間は約4時間。 その日は午前中に大学の試験を受けてから行き、翌朝のバイトに備えて夜の便で帰るという、なかなか慌ただしいスケジュールになりそう。家族にも会わないつもり。 そうこうしているうちに、前回同様に接種部が痛むようになってきた。 今晩の寮食は、豪華メニュー第二弾ということで鰻の蒲焼。これまでも毎年この時期に出されてきたものだが、今年は例年の2倍近いサイズだったので感動。さらにスタミナを蓄える。 食後に2日分の日経をまとめて読んでいたら、頭が痛くなってきた。昼寝をしたせいで寝ようにも寝られない。 大学のサークルのグループ通話が開かれているようだったので、1ヶ月ぶりくらいに顔を出してみた。 はじめて顔を見る新入生の子がいたので、色々質問攻めにして楽しんだ(寮のノリを持ち込んでいくスタイル)。 途中、寮の友人が部屋に来て、「美味しくないワインを買っちゃって困ってるので、飲み残しをあげる」と、3分の1くらい中身が入ったボトルを置いていった。 今夜は酒を飲まないつもりだったのだけれど、コルクがされていなかったので、保存はできない。捨てるのは勿体ないので、一気に飲むことにした。そこまで不味くはなかった。 盛り上がっていく通話に併せるかのように、副反応と思しき症状はどんどん悪化。頭痛に加えて倦怠感も出てきた。 しばらく通話を聞いていたが、26時過ぎに離脱して就寝。

7/22(木)晴

ワクチン副反応のピークだった。頭痛と微熱と腕の痛み(これら以外のせき・鼻水・喉の痛み等の症状は一切無い)。 何もする気が起こらず(体温すら測らなかった)、部屋に25℃の冷房をかけ、朝から晩までベッドの上で寝たり起きたりを繰り返していたのだが、食欲はあったので、数時間おきにパックごはんやカップ麺を食べた。 前もって買っておいた解熱剤と2ℓのスポーツドリンクがとても役に立った。 今日からの3日間バイトを入れないでおいて大正解だった(2日以上の連休が取れたのは多分3月以来)と思う。 夜になる頃には腕の痛み以外はだいぶ収まってきたので、今週分の日記をまとめるなどしながらご飯を食べ、26時就寝。

7/23(金) 晴

9時ぐらいに目が覚める。熱はなさそうだったけどなんだかまだ怠かったので、やっぱり布団でゴロゴロしていたら、そのまま日が暮れた。昼間も半分寝ていたのでなかなか寝付けない。28時くらいに寝落ち。

7/24(土) 晴

10時起床。若干腕に痛みが残っているが、体調はほぼ回復。今日が締切の大学のレポートがあるのだが、未完成なので、午後からラストスパートをかける。21時くらいに書き上がったので、教授にメールで送信。 来週は期末テストが3科目あるので、軽く勉強して25時に寝る。

今晩、東京オリンピックの開会式が開かれていたらしいけれど、中継を見たりはしなかった。 なにか政治的な主義主張があるからという訳ではなく、単純に、テレビを持っていないので見ようがないのである。 たぶんこれからの試合をリアルタイムで見ることもないと思うけれど、出場する選手のみなさんを応援する気持ちは人並みに持っているつもりです。


個人的には、ピアノ弾きの端くれとして、オリンピック同様に1年延期されて今年6年ぶりに開催されている(本来は5年に一度)、 ショパン国際ピアノコンクールのほうを100倍くらい気にしているので、 これからそのことについて書きます。(読み飛ばしていただいても構いません。)

ショパンコンクールは、世界でもっとも権威のあるピアノコンクールの一つで、世界中の腕に覚えのある若手(参加できるのは16歳〜30歳)ピアニストたちによる5年に一度の頂上決戦、という様相を呈している。 その予備予選の結果が今日発表され、日本人も何人か通過していた。 これから秋にかけて1〜3次予選・決勝と進んでいく。 会場はポーランド(ショパンの祖国)のワルシャワだが、演奏はyoutubeで配信されるということで、時差さえ気にしなければリアルタイムで視聴できる。 こういう音楽コンクールというのは、オリンピックのようなスポーツ競技の大会よりもさらにヤバいというか、まあ、比較するには性質が違いすぎると言ってしまえばそれまでなのだけれども、 まず明確な審査基準がない(芸術なので)から、審査会議(審査員は「巨匠」と呼ばれるような人たちばかり)はしょっちゅう紛糾するし、 名高いコンクールほど「1位 該当者なし」みたいなことを平気でやる(1位にふさわしい演奏者が誰もいなかった、ということ)ので、例えるなら「誰も金メダルをもらえない」ということが起こりうる。 実際、今世紀に入ってからのショパンコンクールは毎回グランプリが出ているものの、1990年と95年は連続して1位を出さなかった。 そんな感じなので、クラシック音楽界にピアニストは数あれど、「ショパンコンクール優勝」の肩書きを持つの現役の演奏者は6~7人くらいで、みなほぼ例外なく世界最高峰として第一線で活躍を続けている。 (80歳近いのにこんなパワフルに弾ける1965年王者のマルタ・アルゲリッチ女史とか…) ショパンコンクールの上位入賞者の顔ぶれをみると、傾向としてヨーロッパ、特に、いわゆる「東側諸国」が強い(ポピュラー音楽に毒されていないからか…?)。 日本人の優勝者はまだ出たことがないが、2000年の香港のユンディ・リ、2015年の韓国のチョ・ソンジンと、最近はアジア人の活躍がめざましい。 これまでにアジアからの優勝者は3人出ていて、その1人目は1980年のベトナムのダン・タイ・ソンだった。 北ベトナムのハノイ出身で、ベトナム戦争の間も防空壕の中で紙に描いた鍵盤で練習を続けたという話はよく知られている。 彼のショパンコンクールでの演奏はいくつかyoutubeに上がっているのだけれど、 例えばop.25-4は、驚異的な速度で弾いているのに雑さが全くなく 右手でしっかり主旋律(裏拍なんだよなぁ…)を歌わせながら、(カメラには隠れ気味だけど)左手で超人的な動きをこなしていて、全体的に絶妙なバランスが取れている。一目惚れする演奏である。 同様にエチュードのop.10-8は、煌びやかさの極致を体現したかのような演奏で、 クローズアップされた手元を見ていると、指の関節相当に柔らかいのだろうな…と、羨ましくなる。 戦乱を乗り越えて軽やかに超絶技巧を弾きこなす姿から、「現代の一番かっこいいピアニスト」をひとり挙げるとしたら、僕はダン・タイ・ソンを選ぶと思う。 と、かなり長々と書いてしまったけれど、これをきっかけに少しでもピアノ界のワールドカップに興味を持ってもらえたら、すごく嬉しいです。

7/25(日) 晴

9時起床。10時過ぎに、およそ90時間ぶりに屋外へ出る。電車を乗り継ぎ、元住吉駅へ。目当ては「豚星。」の限定冷やし中華である。 気になってはいたのだけれど、テストが終わってからでもいいかな…と思っていた。ところが、今日が最終日らしく、急遽足を運ぶことに。 12時前に到着。日曜のお昼時ということで相当な並びを覚悟していたのだが、案外大したことはなく(最近まで日曜定休だったらしく、ネット上の情報がその当時のままになっているからか)、 3ロット待ったのち、1時間ほどで着丼。ごまダレがよく効いた結構塩辛い味付けで、美味しいのだけれど、最後はかなり重かった。 冷やし中華は麺を水で冷やす手間がかかるぶん、通常の温かいラーメンと比べて出てくるまでに少し時間がかかる。 今回はなぜだか同ロットのみなさんの半数近く「小ラーメン」だった上に、久々にロット乱しになってしまいかけてピンチだったのだが、 卓上調味料(グレープフルーツ酢とこんぶ酢)をドバドバかけまくり、20分弱でなんとか完食。無事に切り抜けられた。 いちばん暑い時間帯に家まで帰るのは怠かったので、ニンニクの匂いを撒き散らしながら近くの喫茶店でテスト勉強を進め、夕方の電車で帰宅。 風呂に入ろうとしたら、寮の1階の廊下に尋常ではない腐敗臭が漂っていて参った(後日聞いた話によると、誰かがゴミ捨て場に捨てた生肉が腐ったのが原因らしい…) 21時からスーパで働いて、退勤後にコンビニでおつまみを買い(長芋)、0時前に帰宅。酒を飲んで26時過ぎに就寝。

7/26(月) 晴

7時半起床。朝食を食べ、9時に近所の中学校へ。今日と明日は午前中の短い時間だけだが、夏休みの宿題教室の手伝いをすることになっている。11時過ぎに終わり、昼食を食べてから大学へ。 水曜の面接に必要な証明書(卒業見込証)などを入手。帰宅してテストの準備。22時就寝。

7/27(火) 雨のち晴

7時半起床。直撃は免れたものの、台風由来の雨雲のせいで朝から天気があまりよろしくない。 9時から11時過ぎまで中学校へ行って、帰りに店でカツカレーを食べ、13時から期末試験に挑む。 オンライン試験なので資料を見ながら回答できるのだが、ある程度の事前の準備が必要であることはこれまでの経験から身に染みて理解している。 2コマたてつづけに試験で、16時ごろ終了。明日の面接に備えて、床屋に髪を切りに行くことにして、バスに乗る。 行きつけの床屋は根津にあって、台湾出身のおばさんが30年間1人で切り盛りしているというお店である。 近隣の住民のほか、近くの大学に通う中国人留学生たち御用達のお店のようで、洗髪・顔剃り込みで¥3000と価格もちょうど良い。 おばさんからは、ごはんを分けてもらったり、不要になった参考書を譲ってくださる大学院の先輩を紹介してもらったりと色々お世話になっている。 僕の就職活動のことを気にかけてくださっていて、髪の毛を切られながら色々聞かれた。僕も聞かれるままに正直に答えるなどしているうちに、 面接で話すネタがまとまってきて、その意味でも頭をスッキリさせられる時間になった。 帰宅して、明日もう1科目テストがあるので軽く準備。24時就寝。

7/28(水) 晴

8時起床。朝食を食べて、10時半から今学期最後のテスト。 準備が手薄だったところが問われてしまい、あまりいい答案が書けず少し落ち込みながら、スーツに着替える。 昼下がりの上野駅から新幹線に乗る。車中で昼食としてカツサンドを食べる。2時間半ほどで故郷の駅に着いた。 今日の夕方に、地元の会社の2次面接を現地で受けることになっていたので、 5ヶ月ぶりに帰省した。さっそく会社のビルに行って、予定通りに面接を受けて終わる。 交通費を出してもらえるときいて、全額だろうと思いこんで遠慮なく往復新幹線を使って来たのだが、実際に支給されたのは半額相当だった… 次回も地元に呼ばれることになったら、こんどは18きっぷで行くことにしようかしら。 今日は面接が主目的だし、こういう時節なので家族には会わずに蜻蛉返りする(最後に親の顔を見てから1年半以上経っている)のだが、 帰りの新幹線まで1時間半近くあったので、地元でしかできないことをいくつかやっておくことにする。 まず、地元でしか手に入らないようなレア地酒はないかな…と駅の近くの酒屋を覗いたところ、あった。 この1年半、都内のあちこちの酒屋をめぐっても1度も目にすることのできなかった「勝駒」というお酒が。 本仕込で、もちろん定価。1人1本までの制限はついているものの、フツーに陳列されていたので、迷わず購入してビジネス鞄にねじ込む。 次に駅前のスタバに入り、地元限定味のスイカ味のフラペチーノ®︎を注文。 他県と比べると奇抜なスイカというフレーバー(無果汁)と、独特な赤い見た目も相まって絶対ゲテモノだろうとそこまで期待していなかったのだが、 意外とおいしかった。スタバらしからぬ薄味で、ほんのり柑橘系の味わいの中にちゃんと「スイカらしさ」が感じられる一品だった。 合格点はあげられると思う(←何様?)けど、本物のカットスイカの2倍のお金を払ってまで飲むものかと言われると微妙… 東京の知り合いへのお土産を買ってから、最後に駅地下のスーパーで2割引の地物の刺身(かます)とカップ酒を購入し、新幹線に持ち込む。 やはり地元の魚は美味しい。この新鮮な魚だけは、東京ではなかなか味わえないものである。刺身をアテにチビチビ酒を飲んでいるうちに、 列車は22時前に上野駅の地下ホームに到着。帰宅して風呂に入り、明日の朝も早いので24時就寝。

7/29(木) 晴時々曇

6時半に起きてバイトへ。疲れが取れておらず頭が重い。帰宅したところで、昨日お世話になった企業から電話がかかってきて、次回の面接に進ませてもらえるということだった。 ただし、新型コロナの感染が急拡大しているので今度はオンラインにするかも、ということも言われた。 交通費と移動時間が浮くので、正直オンラインの方がありがたい…(これは大学の授業にも言えることだけど)。 昼前まで寝て過ごし、近所の「キッチンabc」で名物「ジャンボ焼き」を食してからキャンパスへ。学生会館のサークル部室に地元のお土産を置きにいく。 冷房の効いた部室では文学部の後輩がひとりレポート執筆に打ち込んでいた。お疲れ様です。1時間ほど部室で過ごしてから帰宅。 酒を飲みつつ本を読んだり週記をまとめたりして、23時頃に就寝。

7/30(金) 晴

6時半に起きてバイトへ。帰宅してちょっと寝てから、昼過ぎに池袋へ。妹に会って地元のお土産(白エビせんべいを買ってくるように頼まれていた)を渡し、 ついでに一緒に海老つけ麺を食べた。疲れが溜まっているようで、帰宅してからぼんやり読書しているうちに日が暮れた。 実家から父親オススメの文庫本が届いたのでパラパラとめくって見ていたら、母からの手紙が栞のように挟まっていた。 もう4年ほど会えていない母方の祖母の近況が書かれていた。 祖母は認知症がかなり進んでいて、 いまオリンピックが開かれているということとか、新型コロナウイルスというものが流行しているとかといったことはなにもわかっていない様子だったとのこと。 でも孫である僕たち(妹・弟も)の名前はまだ覚えてくれているようで、大学に通っていると伝えるたびに大喜びしてくれるとのこと。 コロナが落ち着いて会いに行けるようになるのと、祖母が僕の名前を忘れてしまうのと、どちらが先になるだろうか、というところです。 母親に手紙のお礼も兼ねて(?)LINEで2日前の面接の不満(交通費が半額しか出なかったこと)を漏らしたら、 バブル期に就職活動をした母曰く「自分の時は、もちろん交通費は往復ぶん全額支給で、そのうえ企業の採用担当者に鰻重を奢ってもらったこともあった」と返信が来た。 現在とのあまりの違いに、開いた口が塞がらなかった。羨ましすぎる。 22時ぐらいに寝た。

7/31(土) 晴

8時起床。昨日から、図書館で借りた「過疎に打ち克つ」(著:宮口 侗廸) という本を読んでいた。都市圏への集中が続いている中で、これからの地方・特に過疎地はどうあるべきかという提言が色々まとめられていた。 本の中にちょっとだけでてきた「田舎暮らしの7箇条」 は、地方出身者としてものすごく共感できた。読み終わったら夕方になっていたので、散歩がてら図書館に本を返却しに行って、夕食を食べて風呂を済ませてから、 21時過ぎから2時間ほどいつものメンバーでワインを飲む。今日はイタリアワインを味わうということで、カベルネ・ソーヴィニヨンとサンジョヴェーゼを飲み比べ。 ブドウの品種名だと思い込んでいた「キャンティ」という言葉の意味を初めて知る。「ブルゴーニュ」とか「ボルドー」みたいな、産地≒ブランドを示すものらしい。 カベルネ・ソーヴィニヨンは前に別の銘柄のもの(たしかチリ産)も飲んでいて、そこまで美味しかった覚えはなかったのだけれど、 今日のは酸味があって飲みやすかった。アテはナッツとドライフルーツだった。 寮の食堂で飲んでいて、そこにはテレビがあるのでつけてみたら、 オリンピックの女子陸上の短距離走の決勝をやっているところで、ジャマイカの選手が表彰台を独占する様子をみんなで見た。 23時前に解散したあとは、日本酒とPCを持って別の友人の部屋にお邪魔し、ハシゴ酒しつつ、かなり久しぶりにDAWを開いて遊んだ。 logicのステップシーケンサは直観的に操作できるので酔っていても問題なくいじれるので良い。28時過ぎ就寝。