2023年

9月1日(金)

夜に地元に帰って、町で友人と飲んでから実家に帰宅。

9月2日(土)

実家でまったりする。10時くらいに両親に誘われて、テレビで録画していた放送大学の教育心理学の講義を一緒に見る。 「授業中に立ち歩いてしまう児童に対して先生はどう対応するか(小学校を想定)、 追いかけて引きずり戻すのは解決に繋がらない、ここで『認知行動療法』を活用するのです」ということで、 立ち歩く「原因」に目を向けて、例えば「先生の気を引きたい」のが要因なら、先生が連れ戻しに行っては逆効果、 先生は児童の座席がある場所に立って呼び戻しましょう、視界に気が散るものが入っているようなら黒板の目の前の最前列に座らせましょう、などなど 色々と具体例のVTRを見せながら説明されていた。僕が大学時代にやっていた中学校の手伝いのことが思い出されて面白かった。 お昼ご飯を久しぶりに手料理。打ち豆とキャベツとパスタをまとめて茹でて、バター醤油で炒めたキノコと和えて、柚子胡椒で味付け。 パスタはどんな具材を入れても(もちろん、常識の範囲内である限り)それなりの仕上がりになる。 午後は車を運転して酒屋へ行ってビールをまとめ買い。 我が家ではキリンのクラシックラガーを定期的に箱買い(500ml✖️24本)している。 これ以外のビールは基本的に飲まれない(ちなみに、ビールの立ち位置は「日本酒のチェイサー」である)。 僕はプレモルなんかも好きなんですけど、 父親から「甘すぎ。都会人の軟弱な味覚の象徴」という扱いを受けているので、実家でお目にかかることはありません(代わりに野球場で飲んでいます)。 もっとも、やや酸味が掛かったクラシックラガーの風味は、海の幸との相性はかなり良いと思う。ということで、刺身をアテに晩酌して寝た。

9月3日(日)

朝ご飯にゴーヤチャンプルーを作った。味はめんつゆで整えた。食べてから昼前までまた寝た。 お昼を食べた後電車で職場のある街まで電車で帰宅した(今回はバイクではない)。

9月5日(火)

大学の後輩Sくんが近くに遊びにきているらしいかったので、仕事のあと、ご当地ラーメンチェーンの店までバイクで行って出迎えて、ご飯を食べた。

9月7日(木)

午後休暇をもらう。今度は大学同期の友人Sくんが関西から日帰りで遊びに来てくれた。 古い建築めぐりが趣味ということで、レンタカーを運転して案内。18時ごろ帰宅して、僕も明日から旅に出るので荷造り。

9月8日(金)

3ヶ月ぶりに上京する。朝6時から18きっぷで普通列車を乗り継いでひたすら東へ。車内では明日受ける某試験のテキストを読み込み。 16時ごろ横浜に到着。台風崩れの雨雲で雨が降ったり止んだりの天気。ここで大学の後輩Iくんと待ち合わせ。 横浜スタジアム(ハマスタ)で野球のナイトゲーム(横浜対ヤクルト、先発:平良ー石川)を見る。正直、雨天中止かな‥と思っていたけど、 時折雨が強まる中でも強行。延長10回、ヤクルトのサヨナラ負けまでやり切った。横浜ファンの後輩は大喜び。ハマスタで野球を観るのは初めてだった。敷地が狭いために観客席の勾配がかなりキツく、 グラウンドを見下ろすとやや怖いくらいだったけれども、そのおかげで、グラウンドと客席との独特の一体感があるいい球場だった。 あと、球場限定のビールが美味しかった。家系ラーメンを食べてから後輩と別れる。今日の宿は都心のカプセルホテル。 電車のダイヤが乱れていて、横浜から1時間半近く掛かって24時半に到着。京浜間って結構距離があるんですね。横浜に宿を取れば良かった。 疲れていたのですぐに就寝。

9月9日(土)

8時起床。午前中は都内某所で、今回の上京の主目的である「日本酒検定1級」を受験(2度目)。受験会場は東京か大阪しかない(年2回)。 手応えは五分五分といった感じ。前回3月の受験時よりは間違いなく解けた気がするけど、どうなることやら。怖いので自己採点はしません。 結果は9月末にわかります。東京に住んでいる弟に受験会場近くまで来てもらって、待ち合わせて30分ほど散歩しつつおしゃべり。元気そうだった。 電車で東京駅へ。大学同期の「コンテンツの師匠」と待ち合わせ。丸の内丸善で元祖ハヤシライスを食べ、 書店内を歩き回りながら色々オススメの本とかマンガの話を聞くなど。 ネットでなんでも買える時代だけれども、それでも「偶然の出会い」を求めて書棚の間を歩き回るのは楽しい。 都会に住んでいた頃は日常の一部だった「大きな書店を歩き回る」行為も、また小さな書店しかない田舎で暮らすようになってからは、都会に出てきた時の楽しみのひとつになりました。 そういえば、八重洲ブックセンターが知らぬ間に閉店していてビックリした…

15時台の新大阪行きの「こだま号」で東京を離れる。今日の宿は大阪。 新大阪駅まで全ての駅に停まりながら4時間半かけて移動。時間がかかるのと引き換えに、 「のぞみ」の指定席よりも安く「こだま」のグリーン車に乗れる「ぷらっとこだま」という割引切符が使えるので、快適に移動。 沈んでいく夕日を眺めながら、睡眠不足だったので、ソファのような座席に身体を埋めてウトウトしているうちに終点に到着。 新大阪から地下鉄に乗り換えて20時半に鶴橋へ。大学同期の友人2人(鉄道ファン)と待ち合わせ。近況など語らいながら焼肉を食べた。 安さ・ボリューム・価格の3拍子揃ったいいお店だった。3人で1泊9千円のホテルが鶴橋近辺にあったので、そこで宿泊。

9月10日(日)

友人と別れて9時半に大阪を出発。お昼に住んでいる街へ戻ってきた。 午後は鉄道友の会の県支部の会合に参加。先輩会員の研究発表を聴くなど。 ハイレベルでした。16時帰宅。荷解きして、疲れていたのでそのまま早く寝ました。

9月14日(木)

帰宅後、寮の食堂のテレビで甲子園球場の阪神巨人戦の中継をつけて、阪神タイガースの優勝を見届けた。めでたい。 我らがヤクルト・スワローズは今年はとっくの昔に優勝の可能性が消滅しており、今日の試合結果に起因して何らの利害も発生する余地はありませんでしたので、 心穏やかに試合を見ることができました。

9月15日(金)

スーパーの半額の寿司とか惣菜とかを買い込んでアテにして晩酌した。お酒は、先週末東京駅で見かけて購入した 「白鶴Alternative」。 口当たりは甘くてフルーティーなのだけれど、あとから芯の通ったキレ味と苦味も愉しめて、よく考えられたお酒だな、という印象でした。 白鶴といえば安いカップ酒のイメージが非常に強いけど、こういうのも造れるとは… 言葉は悪いけれど、概して「粗製濫造」だと思っていた大手酒造メーカーへの認識を改める機会になりました。

9月16日(土)

大学時代の友人N君が名古屋の方にきているとのことで、近くはないが遠くもない距離なので、バイクで会いに行く。 午後いっぱいかけて下道を走り、関ヶ原を越えて、三重の四日市で合流。外はまだ夏のような暑さ。近鉄四日市駅の駐輪場にバイクを停めて、 商店街の中華屋で名物のトンテキを一緒に食べる。ソースをたっぷり絡めたジューシーで肉厚なロース。ニンニクの丸焼きも添えられていて、食べ応えがあった。 彼は大学院で地理学の研究を続けていて(それに関連した調査のためこちらの方へきているとのこと)、最近は水理学の勉強をしているとのこと。色々と話を聞けて楽しかった。 21時半に別れて、新名神高速道路を西へ走ること1時間、滋賀県の大津へ。ここのネットカフェ(快活クラブ)で宿泊。 琵琶湖一周ライダーたちだろうか、狭い駐輪スペースは先客のバイク5台くらいで埋まっていて、停めるのに一苦労。 店内も混んでいて椅子の席しか空いておらず、加えて冷房吹き出し口直下&隣のイビキがうるさい、というキツいブースを引き当ててしまい、過酷な環境で一夜を過ごす。 宿代は抑えられるけど、こういうリスクもあることは承知の上でのネットカフェ泊。受け入れるほか仕方がない。

9月17日(日)

7時半に出発。寝不足。国道1号で逢坂山を越えて四条河原町近くの駐輪場にバイクを停める(1日350円)。阪急電車と大阪メトロを乗り継いで京セラドームへ。 京都は曇っていたけど大阪は快晴。10時前に到着して、球場が開くまで隣のイオンモールをフラフラしていた。 お昼用にオムそばを買って球場に入って、プレモルを飲みながら試合開始を待つ。今日は13時開始の楽天イーグルス戦を観る(先発:宮城ー荘司)。 オリックスの試合を見始めて2年目。昨シーズンは西武戦とソフトバンク戦を観に行ったので、今シーズンは残る3球団(日本ハム、ロッテ、楽天)を観て パ・リーグ球団をコンプリートしたいなと思っていた。今日で達成。 先発宮城は1回から、楽天の4番浅村から被弾(2ラン)するも、徐々に調子をあげて行き、頑張りに応えるように打線もつながり、最終的には6−4で逆転勝ち。 3位と僅差でリーグ4位のイーグルスからは、CS進出を逃すまいとする執念が感じられた。今年いちばん見応えがある試合だった。 京阪電車のプレミアムカーで京都の四条まで戻る。(野球の試合が始まってからはアルコールを入れていないので、運転しても大丈夫)。 19時、バイクに乗り換えて京都を出発、22時ごろ帰宅。

9月18日(月)

基本的に一日家でのんびりしていた。昼に山岡家にラーメンを食べに行った。 敬老の日なので、祖母にLINEでメッセージを送った。既読はいまだに(10月初旬)つかない。 老人クラブ(仏教婦人会)の知人たちが使っているのに触発されて、「自分もやりたいから使い方を教えてくれ」と散々ゴネているのを父親はじめ実家一同無視していたのを見かねて、 僕が手取り足取り教えてあげたのが半年前。父親は「そんなことしても無駄やよ。」の一言だけで、ずいぶん冷たいものだとそのときは思ったけれど、おっしゃる通りでした。 年老いて、新しいものについていけなくなって、そしてまた年老いていくのだな、という感想。

9月20日(水)

定時で帰って、パソコンで野球を見る。オリックス対ロッテ。きょうオリックスが勝てば優勝。ロッテに先制されて2−0、打線が冷え切っており、今日は負け試合か、という雰囲気が漂いはじめた 7回裏2アウトから、一挙6点を奪って逆転するという、観ていてちょっと信じられないような出来事が起こり、そのまま2−6で勝って優勝決定、監督胴上げと相成りました。めでたい。 どちらも関西に拠点を置く、オリックスとセ・リーグ王者の阪神だけれども、両チームの監督は「打順の組み方」で180度真逆のスタンスを取っているのが個人的に興味深いと思っている。 中嶋監督率いるオリックスは、とにかく選手の起用が柔軟なので、スタメンも打順も毎試合変わる。 一方のセ・リーグ王者の阪神には確固たる「定番」が存在し、それで今年勝ち抜いてきた(1番近本→2番中野→3番森下(諸説ある?)→4番大山→5番サトテル→…というもの)。 大山が1番打者をやるとか想像がつかないと思うけれど、オリックスは4番5番をやりがちな人(杉本とか森友哉)に突然1番打者をやらせることもあるものだから、毎回のスタメン発表を見るのが楽しい。 ヤクルトも割と打順は「定番」寄りで、2年前に日本一になった時は塩見→青木→山田→村上の流れがありました。村上しか4番を打たないのは今も同じですけど、なんか懐かしいですね(遠い目)。 どちらが良いのか、という話をしたいわけではなくて、どちらのやり方でも成果を出せているのが面白いということです。

9月22日(金)

今週も金曜日なのでお酒を飲む。以前は週6〜7ペースで晩酌をしていたけれど、ここ1年くらい週末しか飲まないようになった。おかげさまで、肝臓の数値も正常に戻った(先日献血に行った時に検査して判明)。 お酒が好きなのは相変わらずだけど、仕事の外の限られた時間、やりたいことがたくさんあるので、自然と頻度が下がっていったという感じである(去年の宅建受験が契機になった)。 まあ、そういった話はさておいて、結論として何が言いたいかというと、金曜日になったらお酒を飲むということです(偏差値30)。 今日のアテは駅弁。「焼きサバ寿司」なるものを買ってきた。 酢飯の上に焼きサバが乗っているだけなのだが、魚の脂がキリッとした酢飯に染み込んで、一緒に食べると実に旨い。先週から残っている白鶴に間違いなく合うだろうな、と判断してのチョイス。間違いはなかった。

9月23日(土)

今住んでいる街には、来年の春に新幹線が通ることになっている。今日の昼に試運転の一番列車が来るということで、見にいってきた。 目星をつけていた線路際の立体駐車場の屋上へ。同じものを見ようとしている人たち(子供連れも多い)が30人くらい集まっていた。 電車が来る時刻はわからないのだけれど、試運転列車の上空をグルグル旋回していると思われる、報道用カメラを詰んだヘリコプターの位置ならスマホのフライトレーダーから確認できるので、 それを頼りに1時間近く待ったところ、しっかり見ることができた。 お昼を食べて帰宅。午後は久しぶりにピアノを弾くなどしていた。

9月24日(日)

お昼にラーメンを食べた。夜にゴルフの練習へ行った。2週間ほど前からぼちぼち練習を再開している。短いクラブならボールに当てられるので(飛ばせるとは言ってない)、 ピッチングから初めて徐々にドライバーまで伸ばしていきたい。とりあえず、めざせ150切り… スケジュールを見返すと、土日2日間とも遠出をせずにのんびり過ごしたのは15週間ぶりだった。お出かけしすぎ…

9月26日(火)

先日受験した日本酒検定1級の合否結果が封書で到着。100点満点中84点、合格点は85点なので1点足りずに不合格(2回目)。悔しいけれど、やむなし…という感じ。 受験直後に自己採点しなくて良かったです(発狂していたと思う)。2回受けてみて、出題形式や出題ポイントにブレがないことが確認できたので、年明けくらいからもう一度対策して、 次回の来年3月こそキメたいと思います。これに受かると今の生活になにか目に見えた実益がある、ということは全くありません。完全に遊びです。 でも、仕事の外側にこういう「遊び」を持つことの大事さを感じている今日この頃です。

9月29日(金)

仕事は午後の途中で早退させてもらう。大学の先輩が近くに遊びにいらしていたので、ご挨拶。 ご家族へのお土産の日本酒選びに同行させていただいて、ついでに僕も実家へのお土産を買う。 バイクで帰省。ようやく涼しくなってきたので快適に運転できる。風を受けて走るので、陽が沈んで気温が20度を切ると肌寒いくらいである。 今日は満月。前回8月末の満月が「スーパームーン」だったらしく、今回も大きくハッキリ見える。東へ向かって帰る間、常に頭上に黄色信号が灯っているかのようだった。

9月30日

休日も遅くとも7時には起きるように心がけている。 隣で暮らす祖母に挨拶しに行ってそのままおしゃべり(というか、ひたすら話を聴く)。 一通りのテンプレ(結婚はまだか、等)が済んだのち、昔の話へと話題が変わる。 どうも、明日10月1日付で、祖母が生まれてから嫁ぐまで20年ほど過ごした家(の土地、当時の家が残っているわけではない)が人の手にわたるらしく、 ここ数ヶ月ほど親族総出で片付けをしていたらしい。県庁がある街の中心部にほど近い場所にあって、曽祖母(祖母の母親)が暮らしていたけど、20年ほど前に亡くなってからは実質空き家だった。 「昔はもっと街中に住んでいたらしいけれど、空襲で焼け出されて、伝手を頼ってここの土地を貸してもらって住んでいた」 「家の前は車が通る広い道だけれど、昔(60年前)はもっと細くて、そこを荷物を曳く馬が通っていた」「家の裏は畑で、牛が耕していた」 「昔は町中に子供はいくらでもいた(※地方都市の多くは、山間部のみならず中心市街地も極端に少子高齢化している)。 みんな草履を履いて遊んで、親は泥だらけの足で家に上がるなと叱り、軒先に足を洗うタライを置いて水を張っていた」みたいな話を聴くのは、 個人的には、全然退屈じゃないどころか、もうそろそろ史料価値が生じてくるレベルだと思っているので、聞ける時にできるだけいっぱい聞いておきたいと思っている次第。

父親は相変わらず何か本を読んでいる。聖書を愛読する妹氏は、最近は三木清の「人生論ノート」にハマり、「パスカル読むぞ!」とか息巻いててますますヤバい。お嫁にいけるのか(他人事ではない)。 母親は仕事(勤務先の学校の文化祭)なので、昼と夜のご飯を任される。大した腕前があるわけではないけど、ここ最近実家に帰るたびにいつも何かしら作っている気がする。 今の勤め先の社宅には調理できる設備がないので、実家に帰った時しかできない楽しみのひとつになりつつある。 昼はミートソーススパゲッティ。ひき肉を無塩トマトジュースで30分煮込んでソースを作った。午後からスーパーに行ったら白菜とバラ肉が安かったので、夜は鍋にした。